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スキルとは?

  • 難易度:慣れてきた
  • 読む目安:約6分
  • 内容の最終確認:2026年10月12日
  • スキルとは何か
  • スキルが読み込まれるしくみ
  • スキルの種類(最初から入っているもの、自分で作るもの など)
  • CLAUDE.md との使い分け

料理上手な人でも、はじめて作る料理はレシピを見ます。レシピカードが台所の引き出しに入っていれば、「今日は肉じゃが」と言われたときに、そのカードだけを取り出して、いつもの味で作れます。

スキルスキルClaude に特定の作業のやり方を教えておく「手順書」。必要な場面で Claude が読み込んで、その通りに作業します。用語集で詳しく → は、Claude にとってのレシピカードです。「この作業は、この手順で、この形に仕上げる」という説明書をあらかじめ渡しておくと、Claude は必要なときにそれを取り出して使います。

公式ドキュメントの説明をまとめると、こうなります。

スキルは、指示を書いた SKILL.md というファイルです。Claude は関係があるときにそれを使います。あなたが /スキル名 と打って直接呼び出すこともできます。

スキルの実体は、フォルダ1つと、その中の SKILL.md というファイルです。

minutes/ ← スキルのフォルダ(この名前がスキル名になる)
└── SKILL.md ← 手順を書いたファイル

SKILL.md は2つの部分でできています。

部分 役割 たとえると
説明(description) 何をするスキルか、いつ使うか レシピカードの見出し
本文 具体的な手順やルール レシピの作り方

ここがスキルのいちばん大事なところです。

  1. 会話が始まると、Claude はすべてのスキルの 見出し(説明)だけ に目を通します。
  2. あなたのお願いが、ある見出しに合っていそうだと判断すると、そのスキルの 本文 を読み込みます。
  3. 本文の手順にしたがって作業します。

つまり、使わないスキルの本文は読み込まれません。レシピカードを100枚持っていても、今日使う1枚だけを机に出すので、机(コンテキストウィンドウコンテキストウィンドウAIが一度の会話で覚えていられる情報量の上限のことです。用語集で詳しく →)が散らかりません。

スキルは「どこに置いてあるか」で種類が分かれます。

種類 置き場所 使える範囲
最初から入っているスキル Claude Code に同梱 どこでも
個人のスキル ~/.claude/skills/スキル名/SKILL.md 自分のパソコンのすべての作業
プロジェクトのスキル 作業フォルダの .claude/skills/スキル名/SKILL.md そのフォルダでの作業。仲間と共有できる
プラグインのスキル プラグインの中 そのプラグインを有効にした場所

~ は「自分のホームフォルダ」を表す記号です。このほかに、会社などの組織が全員に配るスキルもあります。

  • 最初から入っているスキル には、たとえばコードを点検する /code-review や、設定の不具合を調べる /doctor があります。
  • プラグインプラグインスキルやコネクタなどをひとまとめにして、Claude Code に追加できるようにしたパッケージです。用語集で詳しく → は、スキルなどをひとまとめにして配れるパッケージです。入れ方は スキルの使い方 で説明します。

どちらも「Claude に伝えておくこと」ですが、役割が違います。

CLAUDE.md スキル
たとえ 壁に貼ったお店のルール 引き出しのレシピカード
読まれるとき 毎回、会話の最初に全部 必要なときだけ本文を読む
向いている内容 いつも守ってほしい短いルール 特定の作業の、長めの手順

公式ドキュメントでは、スキルを作る目安として次の2つが挙げられています。

  • 同じ指示を、何度も会話に貼り付けているとき
  • CLAUDE.mdCLAUDE.mdプロジェクトのルールや前提を書いておくファイル。Claude Code が会話のたびに最初に読みます。用語集で詳しく → の一部が、長い「手順」になってきたとき
  • 「スキル」はプログラムではありません。 中身は日本語で書いた文章でかまいません。プログラミングの知識がなくても作れます。
  • アプリのことではありません。 スマートフォンのアプリのように「入れると新しい機能が増える」というより、「Claude のやり方をそろえる」ためのものです。
  • スキルがなくても Claude は働けます。 スキルは必須ではなく、くり返す作業を楽にするための道具です。