スキルとは?
この記事で分かること
Section titled “この記事で分かること”- スキルとは何か
- スキルが読み込まれるしくみ
- スキルの種類(最初から入っているもの、自分で作るもの など)
- CLAUDE.md との使い分け
スキルは「レシピカード」
Section titled “スキルは「レシピカード」”料理上手な人でも、はじめて作る料理はレシピを見ます。レシピカードが台所の引き出しに入っていれば、「今日は肉じゃが」と言われたときに、そのカードだけを取り出して、いつもの味で作れます。
スキルスキルClaude に特定の作業のやり方を教えておく「手順書」。必要な場面で Claude が読み込んで、その通りに作業します。用語集で詳しく → は、Claude にとってのレシピカードです。「この作業は、この手順で、この形に仕上げる」という説明書をあらかじめ渡しておくと、Claude は必要なときにそれを取り出して使います。
公式ドキュメントの説明をまとめると、こうなります。
スキルは、指示を書いた
SKILL.mdというファイルです。Claude は関係があるときにそれを使います。あなたが/スキル名と打って直接呼び出すこともできます。
スキルの中身
Section titled “スキルの中身”スキルの実体は、フォルダ1つと、その中の SKILL.md というファイルです。
minutes/ ← スキルのフォルダ(この名前がスキル名になる)└── SKILL.md ← 手順を書いたファイルSKILL.md は2つの部分でできています。
| 部分 | 役割 | たとえると |
|---|---|---|
| 説明(description) | 何をするスキルか、いつ使うか | レシピカードの見出し |
| 本文 | 具体的な手順やルール | レシピの作り方 |
読み込まれるしくみ
Section titled “読み込まれるしくみ”ここがスキルのいちばん大事なところです。
- 会話が始まると、Claude はすべてのスキルの 見出し(説明)だけ に目を通します。
- あなたのお願いが、ある見出しに合っていそうだと判断すると、そのスキルの 本文 を読み込みます。
- 本文の手順にしたがって作業します。
つまり、使わないスキルの本文は読み込まれません。レシピカードを100枚持っていても、今日使う1枚だけを机に出すので、机(コンテキストウィンドウコンテキストウィンドウAIが一度の会話で覚えていられる情報量の上限のことです。用語集で詳しく →)が散らかりません。
スキルの種類
Section titled “スキルの種類”スキルは「どこに置いてあるか」で種類が分かれます。
| 種類 | 置き場所 | 使える範囲 |
|---|---|---|
| 最初から入っているスキル | Claude Code に同梱 | どこでも |
| 個人のスキル | ~/.claude/skills/スキル名/SKILL.md |
自分のパソコンのすべての作業 |
| プロジェクトのスキル | 作業フォルダの .claude/skills/スキル名/SKILL.md |
そのフォルダでの作業。仲間と共有できる |
| プラグインのスキル | プラグインの中 | そのプラグインを有効にした場所 |
~ は「自分のホームフォルダ」を表す記号です。このほかに、会社などの組織が全員に配るスキルもあります。
- 最初から入っているスキル には、たとえばコードを点検する
/code-reviewや、設定の不具合を調べる/doctorがあります。 - プラグインプラグインスキルやコネクタなどをひとまとめにして、Claude Code に追加できるようにしたパッケージです。用語集で詳しく → は、スキルなどをひとまとめにして配れるパッケージです。入れ方は スキルの使い方 で説明します。
CLAUDE.md との使い分け
Section titled “CLAUDE.md との使い分け”どちらも「Claude に伝えておくこと」ですが、役割が違います。
| CLAUDE.md | スキル | |
|---|---|---|
| たとえ | 壁に貼ったお店のルール | 引き出しのレシピカード |
| 読まれるとき | 毎回、会話の最初に全部 | 必要なときだけ本文を読む |
| 向いている内容 | いつも守ってほしい短いルール | 特定の作業の、長めの手順 |
公式ドキュメントでは、スキルを作る目安として次の2つが挙げられています。
- 同じ指示を、何度も会話に貼り付けているとき
- CLAUDE.mdCLAUDE.mdプロジェクトのルールや前提を書いておくファイル。Claude Code が会話のたびに最初に読みます。用語集で詳しく → の一部が、長い「手順」になってきたとき
つまずきポイント
Section titled “つまずきポイント”- 「スキル」はプログラムではありません。 中身は日本語で書いた文章でかまいません。プログラミングの知識がなくても作れます。
- アプリのことではありません。 スマートフォンのアプリのように「入れると新しい機能が増える」というより、「Claude のやり方をそろえる」ためのものです。
- スキルがなくても Claude は働けます。 スキルは必須ではなく、くり返す作業を楽にするための道具です。
次に読む記事
Section titled “次に読む記事”- スキルを使う・使わないで何が違う? —— 同じお願いで、結果がどう変わるかを見比べます。