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Claude Codeで画像生成をするには

  • 難易度:慣れてきた
  • 読む目安:約8分
  • 内容の最終確認:2026年10月12日
  • Claude が画像について「できること」と「できないこと」
  • Claude CodeClaude CodeClaude が、あなたのパソコンの中のファイルを読み書きしたりコマンドを実行したりして、作業そのものを進めてくれるツールです。用語集で詳しく → だけで作れる画像(ロゴ、図、バナー)と頼み方
  • 画像生成サービスをつないで、写真やイラストを作る流れ
  • 費用と、著作権などの注意点

最初に結論:Claudeは「絵を描くAI」ではない

Section titled “最初に結論:Claudeは「絵を描くAI」ではない”

ClaudeClaudeAnthropic が開発している生成AI。Webやアプリでチャット形式で使えます。用語集で詳しく → は、写真や絵のような画像を自分で生成するAIではありません。公式ヘルプにも、画像生成ツールのように写真やイラストを生成するものではない、と書かれています(Can Claude produce images?)。

たとえるなら、Claude は画家ではなく 設計士 です。筆で絵を描くことはしませんが、定規とコンパスで正確な図面を引けます。そして、画家(画像生成サービス)に「こういう絵を描いて」と注文を出すこともできます。

やりたいこと Claude Code だけで 画像生成サービスをつなぐと
画像を見て内容を説明する できる —
ロゴ、アイコン、図、グラフ できる(コードで描く) できる
文字や図形が中心のバナー できる(コードで描く) できる
写真のような画像、手描き風のイラスト できない できる

Claude Code は、コードを書いて画像を「組み立てる」ことができます。代表的なのが SVG という形式です。SVG は、丸や線や文字の位置を文章で書き表した画像で、拡大してもぼやけません。

パン屋「こむぎ堂」のロゴをSVGで3案作ってください。
あたたかい茶色を基調に、麦の穂をシンプルな図形で表現してください。
logo-1.svg のように別々のファイルで保存してください。

できたファイルはブラウザで開いて確認できます。

「注文から発送までの流れ」を、5つの箱と矢印の図にしてください。
SVGで保存し、文字は日本語で大きめにしてください。
秋のセールのバナーを作ってください。横1200×縦630の大きさです。
HTMLとCSSで作り、見出しは「秋の感謝セール 10月20日から」。
写真は使わず、色と図形と文字だけで構成してください。

HTMLで作ったバナーは、ブラウザで開いて画面を画像として保存すれば使えます。「PNG画像としても保存して」と頼むと、そのための道具を入れてよいか確認されることがあります。

写真やイラストを作るには:画像生成サービスをつなぐ

Section titled “写真やイラストを作るには:画像生成サービスをつなぐ”

写真のような画像やイラストが必要なときは、画像生成を専門にするサービスを使います。Claude Code は、そのサービスに注文を出す係になります。

執筆時点で、プログラムから使える窓口(APIAPIソフトウェア同士がやり取りするための「窓口」。プログラムからAIや他のサービスを利用するときに使います。用語集で詳しく →)を公開している例です。

提供元 公式ページ
OpenAI(GPT Image) 画像生成のガイド
Google(Gemini API) 画像生成のガイド
Black Forest Labs(FLUX) 公式ドキュメント

モデルの名前や機能はよく変わります。最新の内容は各公式ページで確認してください。

  1. サービスに登録する。 使いたい提供元のサイトでアカウントを作ります。支払い方法の登録が必要なことがあります。
  2. APIキーを受け取る。 APIキーAPIキーAPIを使うための「合言葉」。誰が利用しているかを識別するための、長い文字列です。用語集で詳しく → は、あなた専用の合言葉です。他人に知られると、あなたの料金で勝手に使われます。
  3. APIキーを環境変数に入れる。 環境変数環境変数パソコンやプログラムに覚えさせておく設定値。APIキーなどの秘密の情報を、プログラム本体に直接書かずに渡すために使います。用語集で詳しく → は、パソコンに覚えさせておく設定の値です。ファイルや会話にキーを直接書かずにすみます。入力のしかたは下の「環境変数の入れ方」を見てください。
  4. Claude Code に頼む。 依頼文の例は下の「依頼文の例」を見てください。

名前(IMAGE_API_KEY の部分)は、各サービスの公式ページで指定されたものに置き換えてください。

PowerShell で次のように入力します。

ターミナルウィンドウ
$env:IMAGE_API_KEY = "ここに自分のキー"

この方法では、その画面を閉じると設定が消えます。同じ画面から Claude Code を起動してください。

環境変数 IMAGE_API_KEY に画像生成サービスのAPIキーを入れてあります。
公式ドキュメントを確認して、画像を1枚生成して images フォルダに保存する
小さなスクリプトを作り、実行してください。
キーの値は、画面にもファイルにも書かないでください。
絵の内容:木のテーブルに置かれた焼きたてのクロワッサン、朝の光、写真風

もう1つの方法として、MCPMCPAIと外部のサービスやデータ(Google ドライブ、Notion、Slack など)をつなぐための共通ルールです。用語集で詳しく → という共通のつなぎ方に対応したサービスを、道具として追加するやり方もあります。追加すると、スクリプトを作らなくても会話の中で画像を頼めます。仕組みはMCPとはとAPIとはで説明しています。

費用は画像サービス側で別にかかる

Section titled “費用は画像サービス側で別にかかる”

画像の生成にかかる料金は、Claude の料金とは別に、画像生成サービスから請求されます。多くは、作った枚数や大きさに応じて支払う 従量課金従量課金使った分だけ料金がかかる支払い方式。APIの利用は、トークン数に応じた従量課金が基本です。用語集で詳しく → です。

  • 料金は各サービスの公式ページで確認する
  • 使いすぎを防ぐため、利用額の上限を設定できるなら設定する
  • まず1枚だけ作って、費用と仕上がりを確かめる
  • 利用規約を読む。 作った画像を仕事や販売に使えるか(商用利用)は、サービスやプランごとに違います。
  • 実在の人物に似せない。 有名人や知人にそっくりな画像は、肖像権などの問題になることがあります。
  • 既存の作品やキャラクターをまねない。 特定の作家の画風や、既存のキャラクター、他社のロゴに似た画像は、著作権や商標の問題になることがあります。
  • 人の写真や作品を材料にするときは、使ってよいものか確認する。

法律の扱いは国や場面によって変わります。大事な用途では、専門家や所属先の決まりを確認してください。

  • 「Claudeに頼めば絵が出る」と思い込まない。 単体で作れるのは、コードで描ける図やロゴまでです。
  • 文字入りの画像は、コードで作る方が正確です。 画像生成AIは文字を崩すことがあります。背景だけを生成し、文字はHTMLで重ねると確実です。
  • 1回で理想の絵は出ません。 「もっと明るく」「人物なしで」と、少しずつ言葉を足して作り直します。