サブエージェントとフックの概要
この記事で分かること
Section titled “この記事で分かること”- サブエージェントサブエージェントClaude Code が、作業の一部を任せるために呼び出す別のAI。調べものなどを並行して進められます。用語集で詳しく → とは何か、どんなときに役立つか
- フックフック「ファイルを保存したら必ず○○する」のように、決まったタイミングで自動的に実行される仕掛けです。用語集で詳しく → とは何か、身近な使い道の例
- どちらも最初の日には必要ない、ということ
サブエージェントは「調べものを任せる助手」
Section titled “サブエージェントは「調べものを任せる助手」”料理長が、仕込みを助手に任せる場面を想像してください。助手は別の作業台で野菜を切り、終わったら「できました」と結果だけを渡します。料理長の作業台は散らからず、自分の仕事に集中できます。
サブエージェントは、Claude Codeの中で動く 専門の助手 です。メインのClaudeとは別の作業スペース(コンテキストウィンドウコンテキストウィンドウAIが一度の会話で覚えていられる情報量の上限のことです。用語集で詳しく →)を持ち、任された仕事を終えると、まとめだけを返します。
どんなときに役立つ?
Section titled “どんなときに役立つ?”- たくさんのファイルを調べるとき。 調べた中身でメインの会話がいっぱいにならず、結論だけが残ります。
- 役割をはっきり分けたいとき。 たとえば「読むだけで、書き換えはできない助手」のように、使える道具を絞れます。
- 同じ役割を何度も使いたいとき。 一度作った助手を、別の作業でも使い回せます。
使い方のイメージ
Section titled “使い方のイメージ”Claude Codeには、最初から用意された助手がいます。公式ドキュメントには、ファイルを探して調べる Explore、計画づくりのときに調べものをする Plan、いろいろな作業をこなす general-purpose が載っています。これらは、Claudeが必要だと判断したときに自動で使われます。
自分から頼むこともできます。
サブエージェントを使って、このフォルダの中で料金について書かれているファイルを調べて自分専用の助手を作ることもできます。中身は、役割を書いた MarkdownMarkdown「# 見出し」のような簡単な記号で、見出しや箇条書きを書き表す文章の書き方です。用語集で詳しく → のファイルです。置き場所は、そのプロジェクトだけで使うなら .claude/agents/、すべてのプロジェクトで使うなら ~/.claude/agents/ です。公式ドキュメントでは、Claudeに頼んで書いてもらう方法が案内されています。
フックは「必ず動く自動のしかけ」
Section titled “フックは「必ず動く自動のしかけ」”玄関の人感センサー付きライトは、人が通ると必ず点きます。「今日は点けようかな」と迷うことはありません。
フックは、Claude Codeの作業中の 決まったタイミングで、決まった処理を必ず実行する しかけです。
Claudeへのお願いは、ときどき忘れられることがあります。フックはClaudeの判断に関係なく毎回動くので、「必ずやってほしいこと」に向いています。
身近な使い道の例
Section titled “身近な使い道の例”公式ガイドで紹介されている例から、分かりやすいものを3つ挙げます。
| やりたいこと | フックの動き |
|---|---|
| 席を外している間に、Claudeが待っていたら知らせてほしい | Claudeが入力や許可を待つ状態になったら、パソコンに通知を出す |
| ファイルの見た目をいつもそろえたい | Claudeがファイルを書き換えた直後に、整形ツールを自動で動かす |
| 大事なファイルを書き換えられたくない | 指定したファイルを書き換えようとしたら、実行前に止める |
設定のイメージ
Section titled “設定のイメージ”フックは、Claude Codeの設定ファイル(settings.json)に書きます。すべてのプロジェクトで使うなら ~/.claude/settings.json、そのプロジェクトだけなら .claude/settings.json です。Claude Codeの中で /hooks と入力すると、設定されているフックを一覧で確認できます。
ほかの機能との違い
Section titled “ほかの機能との違い”| 機能 | ひとことで言うと |
|---|---|
| スキル | Claudeに渡す「手順書」 |
| サブエージェント | 別の作業スペースで動く「助手」 |
| フック | 決まったタイミングで必ず動く「自動のしかけ」 |
| MCP・コネクタ | 外部サービスとつなぐ「差し込み口」 |
スキルスキルClaude に特定の作業のやり方を教えておく「手順書」。必要な場面で Claude が読み込んで、その通りに作業します。用語集で詳しく → についてはスキルとはで説明しています。
つまずきポイント
Section titled “つまずきポイント”- 設定しないと損をする? しません。まずはふつうに会話して作業を頼むだけで十分です。「毎回同じことを頼んでいるな」と感じたときが、使いどきです。
- サブエージェントを使うと速くなる? 必ず速くなるわけではありません。メインの会話を散らかさないことが主な利点です。
- フックが動かない。
/hooksで一覧に出ているかを確認します。書き方の細かいルールは公式ドキュメントを見てください。
くわしくは公式ドキュメントにあります。
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