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MCPとは

  • 難易度:慣れてきた
  • 読む目安:約6分
  • 内容の最終確認:2026年10月12日
  • MCPMCPAIと外部のサービスやデータ(Google ドライブ、Notion、Slack など)をつなぐための共通ルールです。用語集で詳しく → とは何か(共通の差し込み口のたとえ)
  • MCPでつなぐと何ができるようになるか
  • 「コネクタ」との関係
  • 安全に使うために気をつけること

スマートフォンの充電ケーブルを思い出してください。昔はメーカーごとに形が違い、機種を変えるたびにケーブルを買い直していました。差し込み口の形がそろってからは、1本のケーブルでいろいろな機器につなげます。

MCP(Model Context Protocol)は、AIと外部サービスをつなぐための 共通の差し込み口の規格 です。AnthropicAnthropicClaude と Claude Code を開発しているアメリカのAI企業です。用語集で詳しく → が提案し、仕様が公開されています。

MCPがなければ、サービスごとに別々のつなぎ方を用意しなければなりません。MCPという共通の形があるおかげで、対応しているサービスなら同じやり方でつなげます。

┌──→ Notion
├──→ Googleドライブ
Claude ──[ MCP ]───┼──→ Slack
├──→ ブラウザ
└──→ データベース

つなぐ先の「受け口」になるプログラムを MCPサーバー と呼びます。「Notion用のMCPサーバー」「ブラウザ操作用のMCPサーバー」のように、サービスごとに用意されています。

ふだんの ClaudeClaudeAnthropic が開発している生成AI。Webやアプリでチャット形式で使えます。用語集で詳しく → は、あなたが貼りつけた文章や渡したファイルしか見られません。MCPでつなぐと、Claudeが自分で外部サービスの情報を取りに行ったり、操作したりできるようになります。

つなぐ先 頼めることの例
Notion 「先週の議事録を探して要点をまとめて」
Googleドライブ 「企画書のファイルを読んで改善点を出して」
Slack 「このチャンネルの今日の話題を整理して」
ブラウザ 「このページを開いて表示を確認して」
データベース 「先月の売上データを集計して」

「コピーして貼りつける」という手間がなくなるのが、いちばん大きな変化です。

MCPを調べていると、コネクタコネクタClaude を外部サービスにつなぐための接続部品。追加すると、Claude がそのサービスの情報を読んだり操作したりできます。用語集で詳しく → という言葉も出てきます。関係は次のとおりです。

  • MCP …… つなぎ方の規格(差し込み口の形)
  • MCPサーバー …… つなぐ先ごとに用意された受け口
  • コネクタ …… MCPサーバーを、画面のボタンで簡単につなげるようにしたもの

Claude Codeの公式ドキュメントでも、コネクタは「画面で設定できるMCPサーバー」だと説明されています。つまり中身は同じで、設定のしかたがやさしいほうがコネクタ です。

初心者は、まずコネクタの一覧から選ぶ方法がおすすめです。一覧にないサービスをつなぎたいときに、MCPサーバーを自分で追加する方法を使います。

MCPでつないだClaudeは、あなたの権限で そのサービスを使います。あなたが見られるものはClaudeも見られ、あなたができる操作はClaudeにもできる、ということです。

送信や削除のような操作をClaudeが勝手に進めないよう、実行前に確認を求めるしくみがあります。くわしくは権限と許可を読んでください。

  • MCPとAPIの違いが分からない。 APIは「プログラムがサービスを呼び出す窓口」全般のことです。MCPは「AIが外部サービスを使うための共通規格」です。MCPサーバーの内側で、各サービスのAPIが使われています。
  • 専門知識がないと使えない? コネクタなら、一覧から選んでログインするだけです。
  • つないだら全部読まれてしまう? Claudeが外部サービスを見るのは、頼まれた作業に必要なときです。ただし、見られる範囲はあなたの権限と同じなので、仕事のアカウントをつなぐときは会社のルールも確認してください。

公式の説明は Claude CodeのMCPガイド(英語) と MCPの公式サイト(英語) にあります。