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日々の作業を自動化する

  • 難易度:慣れてきた
  • 読む目安:約8分
  • 内容の最終確認:2026年10月12日
  • どんな作業が自動化に向いているか
  • フォルダの整理、まとめて要約、定期的な報告書を頼むときの例
  • 決まった時間に自動で動かす3つの方法と、失敗しないための始め方

自動化は「手順書を渡して任せる」こと

Section titled “自動化は「手順書を渡して任せる」こと”

毎朝同じ順番で棚を拭き、在庫を数え、メモを書く。こうした決まった作業は、手順書があれば別の人に任せられます。

Claude CodeClaude CodeClaude が、あなたのパソコンの中のファイルを読み書きしたりコマンドを実行したりして、作業そのものを進めてくれるツールです。用語集で詳しく → での自動化も同じです。手順を言葉で伝えると、パソコンの中のファイルを実際に読み書きして作業してくれます。向いているのは次のような作業です。

  • 何度もくり返している
  • 手順がだいたい決まっている
  • 量が多くて、人がやると時間がかかる

例1:フォルダの整理と名前の付け直し

Section titled “例1:フォルダの整理と名前の付け直し”
「写真」フォルダの中のファイルを、撮影した年と月ごとのフォルダに分けてください。
ファイル名は「2026-10-12_001.jpg」のような形にそろえてください。
実際に動かす前に、どのファイルがどこへ移るかの一覧を見せてください。

最後の1行で、いきなり動かさずに計画を確認できます。計画だけを立てさせる プランモードプランモードいきなり作業を始めず、まず「どう進めるか」の計画だけを立ててもらうモードです。用語集で詳しく → を使う方法もあります。

例2:たくさんのファイルをまとめて要約する

Section titled “例2:たくさんのファイルをまとめて要約する”
「議事録」フォルダにある文書をすべて読み、1つの「まとめ.md」を作ってください。
会議ごとに「日付・決まったこと・宿題と担当者」を3行ずつ。
読めなかったファイルがあれば、最後に一覧で教えてください。

例3:毎回同じ形の報告書を作る

Section titled “例3:毎回同じ形の報告書を作る”
「売上」フォルダの今週分の表を読み、週の報告書を作ってください。
先週の報告書(reports/先週.md)と同じ見出しと書き方にそろえてください。
数字は表からそのまま写し、計算した数字には計算のしかたも書いてください。

同じ頼みごとを何度もするなら、手順を スキルスキルClaude に特定の作業のやり方を教えておく「手順書」。必要な場面で Claude が読み込んで、その通りに作業します。用語集で詳しく → にまとめておくと、短い言葉で呼び出せます。スキルを作るを見てください。

「毎朝9時に」「毎週月曜に」のように、時間を決めて動かすこともできます。執筆時点の公式ドキュメントでは、次の3つの方法が紹介されています。

方法 動く場所 パソコンの電源 向いている作業
/loop 開いている会話の中 必要(会話も開いたまま) 作業中の短い見張り。「10分ごとに確認して」など
デスクトップアプリの定期タスク 自分のパソコン 必要(アプリも起動したまま) パソコン内のファイルを使う毎日・毎週の作業
ルーティン(Routines) クラウド 不要 パソコンを閉じていても動かしたい作業

それぞれの注意点です。

  • /loop は会話を閉じると止まります。くり返しの予定は、作ってから7日で自動的に終わります。使い方の例は /loop 30m 新しいファイルが届いていないか確認して です。
  • デスクトップアプリの定期タスク は、アプリを開いていて、パソコンがスリープしていない間だけ動きます。スリープ中に予定の時刻を過ぎた場合の扱いは、公式ドキュメントで確認してください。
  • ルーティン は、執筆時点で「研究プレビュー」という試験的な提供です。クラウドで動くため、パソコンの中のファイルは直接使えません。GitHubに置いたファイルや、つないだ外部サービスを相手に作業します。使えるプランにも条件があります。

機能や条件は変わりやすいので、使う前に公式ドキュメントを確認してください。

メール、カレンダー、チャット、表計算などのサービスとつなぐと、「予定を読んで朝のまとめを作る」「できた報告をチャットに送る」といった作業もできます。この橋渡しをするのが コネクタコネクタClaude を外部サービスにつなぐための接続部品。追加すると、Claude がそのサービスの情報を読んだり操作したりできます。用語集で詳しく → です。

つなぐと便利になる分、AIが触れられる範囲も広がります。つなぐのは必要なものだけにしてください。詳しくはコネクタでサービスをつなぐで説明しています。

  1. コピーで試す。 元のフォルダを丸ごとコピーして、コピーの方で試します。
  2. 少ない数から。 まず5個のファイルで試し、うまくいったら全体に広げます。
  3. 先に計画を見る。 「実行する前に、やることの一覧を見せて」と頼みます。
  4. 「消す」作業は特に慎重に。 削除ではなく「別のフォルダに移す」形にすると、元に戻せます。
  5. 許可は少しずつ。 何を任せてよいかは 権限(パーミッション)権限(パーミッション)Claude Code がファイルの変更やコマンドの実行をしてよいかを、あなたが許可する仕組みです。用語集で詳しく → の設定で決まります。許可のしくみを読んでから広げてください。
  • いきなり全部を自動化しようとしない。 まず手で頼んで、うまくいく依頼文を見つけます。時間を決めて動かすのは、そのあとです。
  • 結果を見ないまま放置しない。 自動で動いていても、最初の数回は必ず中身を確かめてください。
  • 「動いた」と「正しくできた」は別です。 終わったという表示が出ても、頼んだ内容が正しくできているとは限りません。